油汚染に対する環境基準は、今のところベンゼンのみですが、有害な物質を多く含んでいる場合があります。ESEは、同和鉱業ジオテック事業グループとして、お客様の状況に合わせた適切な対応を提案します。
汚染土壌に生息する微生物をコントロールして、微生物による油分分解を促進させます。生分解性の油分について、有害な副生成物を発生させずに分解が進行し、低コストで浄化ができます。オンサイト/オフサイトでの処理が可能であり、現地の条件によっては原位置でも適用可能です。
油汚染土壌を洗浄処理することにより、油を分離・濃縮することが可能です。油は疎水性であるため、気泡の吹き込みにより油を気泡とともに分離・除去できます(泡沫浮上分離工程)。油を除去した土壌は浄化土壌として活用できます。
中温熱処理は、汚染土壌を400〜500℃で加熱処理して、油分を揮発させて分離・除去する方法です。揮発成分を含む排ガスは850℃の二次燃焼により、熱分解して無害化します。加熱処理後の浄化土壌は「清浄土」として再利用可能です。高温熱処理は、産業廃棄物焼却炉を利用します。埋設廃棄物が共存する場合にも処理可能です。
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